いつもどこかを航海中。
カレンダー
04 | 2025/05 | 06 |
S | M | T | W | T | F | S |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | 2 | 3 | ||||
4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 |
11 | 12 | 13 | 14 | 15 | 16 | 17 |
18 | 19 | 20 | 21 | 22 | 23 | 24 |
25 | 26 | 27 | 28 | 29 | 30 | 31 |
カテゴリー
フリーエリア
ブログ内検索
アーカイブ
カウンター
×
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
那須田淳 作
吉田稔美 絵
理論者 ¥1300+税
2007年11月初版発行
カバーデザイン:坂川栄治+田中久子
遠い惑星から辺境の星である地球にボランティアで星磨きにやってきたウサギ。恋する人に頼まれ星を磨く。それが輝けば恋は実り、輝かなければ残念でしたと去っていく。
色んな時代、色んな人と出会い星を磨いていく。いつしか恋の伝道師として人々の噂にのぼるようになった。そんな中で彼自身も様々な経験を積み、様々な事を考えることになっていく。
これぞ本当に大人の童話って感じでした。ファンシーな設定だけど、人を愛するにも色んな形があるんだということが描かれていて、ちょっと切ないお話になっていました。
そして絵が!絵が!!めちゃくちゃ可愛い…!表紙もいいけど、本文中の挿絵がすごく好きだ。
実はこのイラストレーターさんは↓の『しあわせの青いポスター』の人と同じ人。しあわせの青いポスターの挿絵もよかったけど、星磨きウサギの方がその何倍も好きだ。こういう絵が描ける人が羨ましい。
文章と内容と絵が合っていて、全体的にバランスの良い1冊だと思います。
別の話になるようだけど、星磨きウサギの伝説という設定で繋がっている『一億百万光年先に住むウサギ』という本もちょっと気になります。挿絵は違う人なんだけどね。↑この本と違ってリアルウサギの挿絵でちょっと恐いんだけどね(笑)
PR
この記事にコメントする