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hosi.jpg『星磨きウサギ』
那須田淳 作
吉田稔美 絵
理論者 ¥1300+税
2007年11月初版発行
カバーデザイン:坂川栄治+田中久子

遠い惑星から辺境の星である地球にボランティアで星磨きにやってきたウサギ。恋する人に頼まれ星を磨く。それが輝けば恋は実り、輝かなければ残念でしたと去っていく。
色んな時代、色んな人と出会い星を磨いていく。いつしか恋の伝道師として人々の噂にのぼるようになった。そんな中で彼自身も様々な経験を積み、様々な事を考えることになっていく。

これぞ本当に大人の童話って感じでした。ファンシーな設定だけど、人を愛するにも色んな形があるんだということが描かれていて、ちょっと切ないお話になっていました。

そして絵が!絵が!!めちゃくちゃ可愛い…!表紙もいいけど、本文中の挿絵がすごく好きだ。
実はこのイラストレーターさんは↓の『しあわせの青いポスター』の人と同じ人。しあわせの青いポスターの挿絵もよかったけど、星磨きウサギの方がその何倍も好きだ。こういう絵が描ける人が羨ましい。

文章と内容と絵が合っていて、全体的にバランスの良い1冊だと思います。
別の話になるようだけど、星磨きウサギの伝説という設定で繋がっている『一億百万光年先に住むウサギ』という本もちょっと気になります。挿絵は違う人なんだけどね。↑この本と違ってリアルウサギの挿絵でちょっと恐いんだけどね(笑)

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sia.jpg『しあわせの青いポスター』
鈴木位知子 作
吉田稔美 絵
ひくまの出版 ¥1200+税
2009年3月初版発行

犬を飼っている人にしか見えない犬塚さんちの不思議な青いポスター。それは犬の運動会告知のポスターでした。

こういう不思議で結局なんの謎も解けないまま、でも皆が楽しく幸せな雰囲気で終わる話って結構好きです。犬の運動会、楽しそうだね~。結局犬塚さんは何者だったんだろうね~。

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『ザグドガ森のおばけたち』
やえがしなおこ 文
大野舞 絵
アリス館 ¥1300+税
2009年7月20日初版発行
デザイン:鈴木美緒

ザグドガ森に住む、白おばけ黒おばけ青おばけの話。
森での生活と、赤ひげ王や雨じいさんとの出会いのお話。

3人のおばけが個性的で可愛いです。絵が最高だ。
こんなおばけなら近くに住んでいてほしい。

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『ひらけ!なんきんまめ』
竹下文子 作
田中六大 絵
小峰書店 ¥1100+税
2008年11月23日初版発行
装幀:木下容美子

絵がすごく良かった。好きな絵だな~。細かくて洒落も利いているし、見ていて楽しくなる挿絵でした。
お話自体も嫌いじゃないけど、ちょっと簡単すぎたかな~という感じ。もうちょっとなんきんまめをくれたおばあさんが関わってきても良かったんじゃないかと思った。


『着物の大研究』
監修:馬場まみ
イラスト:よしもとのぶこ
PHP研究所 ¥2800+税
2006年9月27日
装幀:村田良平

これ中々いい。写真ではなくイラストで着物の説明をしているんだけど、逆にそれが分かりやすくて資料としても見やすかったです。サイズもA4版くらいあってでかい。欲しくなったけど…ちょっと高いな~。

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『やなせたかしのおとなのメルヘン 足みじかおじさんの旅』やなせたかし
新日本 ¥1400+税
2009年4月25日初版発行
装丁:宮川和夫事務所

夢と現実の境を行き来する準天使の足みじかおじさんが、ささやかながら誰かの手助けをしたり励ましてくれるお話。1話が3~4ページ程度という短さ。挿絵はもちろんやなせさん御本人。

深く考えなくてもいいし、考えようと思えばいくらでも深く考えられる話だなぁと思いました。シンプルでありがちなお話に思えるけど、面白かったです。
「霧雨のけむる夕暮れに」が好きです。はっとなった。

足みじかおじさんは本人も認める通り大した能力は持ってないし、とても人間に近い。最後の終わり方が切なくて寂しい気持ちになるけど、決して嫌な終わり方ではなかったと思います。
さよならを告げた足みじかおじさんは、どこへ行っちゃったんだろうねぇ…。

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